財団活動日記&ニュース
2011年4月28日
 「学習評価システム」により評価と指導の一体化を図る
 

平成23−24年度の特別研究指定校の酒田市立飛鳥中学校を訪問いたしました。飛鳥中は昨年・一昨年と実践研究助成を受けてこられました。今年度からは特別研究指定校として、実践研究をさらに深めていかれます。

研究テーマは、
生徒の学習意欲を引き出す「学習評価システム」の構築と授業改善
〜自らの学習状況を捉え、深化・改善のために努力しようとする生徒の育成〜

です。

飛鳥中では、過去2年間の研究の中で、“学び方を学ぶ”過程を学ぶ「学習評価システム」を開発し、導入してきました。そこでは、学習過程における生徒の“学びの質の高い姿”を捉え、伝え、学級に広げる“活動評価(パフォーマンス評価)”を適切に行い、その状況を適宜的に伝える“学習メッセージ”を送り続けることを大切にしてこられました。

その成果として、生徒の学習意欲の向上が見られた他、先生方の日々の授業の授業改善も進んできているようです。
今年度は2年間の取組みをさらに推し進めるとともに、広く他校や地域へ提言をしていきたいとのことです。

飛鳥中の取組みは、子どもたちの日常の学習を(定期試験等の)結果だけで判断するのではなく、その過程をしっかりと生徒も教師も評価することが大事であり、それを授業改善にも結びつけていこうとするものであり、非常に興味深いものです。

いわゆる“教科指導におけるICT活用”ではない、ICTの効果的な活用方法として、他の学校でも参考になることがあるのではないかと思います。私たちもしっかりとお伝えしていきたいと思います。


 2011年4月28日(木)UP (桐井)

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