財団活動日記&ニュース
2012年11月16日
◆ 子どもたち主導で進む自律的な授業
 

11月7日(水)に当財団の遠山理事長が平成24-25年度の特別研究指定校である京都市立一橋小学校を訪問し、授業を拝見させていただきました。
授業は4年生の算数。概数を使い数字をまとめる計算の工夫の仕方を学びます。

まず教室に入って机の配置にびっくり。コの字型の机の配置です。これは、一橋小学校の研究課題である、情報活用の実践力を育成するための学習活動を行いやすくするために、このような配置にしておられるそうです。

授業はまずは前時の復習から始まります。ここでは先生が関わらずに子どもたちだけで進めます。周りの仲間と学んだことを確認し合うのです。

また授業中の主役も子どもたちです。先生は問いを投げかけ子どもたちはそれに答えるわけですが、その進行(次に誰を当てるのか)も子どもたちに託されます。

授業の後半では自分の意見を発表します。発表の仕方も先生が強制することはありません。
実物投影機を使って発表する児童、黒板に書きながら発表する児童、それぞれ自分がやりやすく伝えやすい方法を自ら考えて選びます。

先生主導ではなく子どもたち主導の授業というのは、こういうことなんだと、体感させていただきました。ここまで子どもたちを育むのには、日頃の先生の指導の賜物だと感じます。理事長も同じ事を感じられたようで、非常に感心をしておられました。
これからの時代を担う子どもたちに必要な力は『生きる力』と言われます。『生きる力』の重要な要素の一つは、子どもたちが自律的に学ぶ力であると思います。今回の授業ではその力を育成する一つのモデルを見せていただきました。


2012年11月16日(金)UP (桐井)

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