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2013年02月27日

◆ 2年の研究を経て、次のステップに向けて始動!

 

兵庫県西宮市立北六甲台小学校の自主研究会に参加させていただきました。特別研究指定校として、この2年間の総括が主な議題です。平成23・24年度の研究の経緯を振り返る中で、特に注目すべきは、授業研究の実績です。平成23年度は45授業、平成24年度は38授業の授業研究を実施されました。まさに、全員で取り組む北六甲台小学校の姿勢の証のひとつと思いました。

続いて、アドバイザーである豊田充崇先生(和歌山大学准教授)より、講演が行われました。総括として、教師全員が1つの方向に向かっていることを挙げ、変容として、他校からの見学・視察の受け入れの他、他校の研究授業に参加する機会が増えたことを挙げられました。次に、今後の研究活動を見据え、教育の情報化について説明されました。構成として、「情報教育」「教科指導におけるICT活用」「校務の情報化」及び「情報化の推進体制」を挙げ、なかでも「情報教育」に注目し、情報活用の実践力の育成には、主体的な学習を進めるために必須の能力などと説かれました。

最後に、6年生の社会科の出前授業を実践されました。映像クリップ(教育用画像素材集)の他、グループに1台の情報端末など、ICTがなくてはならない必然性を感じる模擬授業でした。豊田先生は、ICT活用を推進する一方で、紙媒体でできる限りのことを行うこと、(授業研究よりも)日々の授業から改善に取り組むことなど、実務的なメッセージを送られ、終了しました。

北六甲台小学校は、「学びを深める子どもの育成」を目指し、特に「きく」「きき合う」授業に取り組まれてきました。今後、さらにICT活用を模索され、子どもたちのつながりや学びを深める活動へと深化されていくでしょう。この2年間、定期的に学校訪問をさせて頂く中で感じたことは、教師全員が一丸となって取り組む‘勢い’と、楽しみながら取り組む‘温かさ’でした。ますますの発展を心よりお祈り申し上げます。2年間、ありがとうございました。


2013年02月27日(水)UP (田上)

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