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2013年03月15日

◆ 情報教育に磨きをかける

 

今年度の特別研究指定校である川崎市立平小学校で、本年度最後の校内授業研究会が2月22日に行われました。研究会では、「情報活用の実践力」を『平小のことば』で考えるワークショップが行われ、来年度につながる内容となりました。

本日の研究授業は、2つです。
ひとつは、1年生の国語「ちがいをかんがえてみよう(どうぶつのあかちゃん)」
ひとつは、6年生の社会「日本と世界のつながり」

まず、1年生の国語から、本時は、12時間の10時限目です。

黒板には、本日使う、「ふでばこ」、「教科書」、「インタビューカード」の置く位置が明記されています。


本日は、動物ではなく、自分があかちゃんの時を題材に文章を考えていきます。

子どもたちは、インタビューカードに、家庭で、あかちゃんの時のことを聞いて、書いてきています。


今、そのカードを机の上に置いています。

先生がワークシートを配り、カードをその上に、並べるように指示。
やり方については、先生が実物投影機で見本を見せます。

子どもたちが意図を理解できたようです。
並べたら、貼っていきます。
ノリの貼り方も、先生が実物投影機で説明します。

インタビューカード゙の内容は、大きく3つに分かれており、

「うまれたばかり(大きさ、かお)」 「移動(はいはい、つかまり立ち、あるく)」
「食べ物(おちち、りにゅうしょく、しょくじ)」で、それぞれの中に具体的質問事項があります。

「生まれたばかりの時は」とか、「三か月たつと」とかで、じぶんが大きくなるようすを文章にしていきます。

文章を書くための手順をしっかり教えていきます。

そして、何人かの子どもが発表しました。


最後に、先生自身も、自分があかちゃんの時のことを母親にインタビューしており、その内容をもとに、事例をつくりましたとのこと。

子どもたちから、歓声が沸き起こっていました。



もうひとつは、6年生の社会「日本と世界のつながり」です。
本時は、17時間の11時限目です。

前時までに、日本とのつながりのある国(韓国、フィリピン、中国等)を調べ、発表してきました。

本時からは、世界平和を守るための活動について、調べ、学んでいきます。

パソコンルームにおいて、支援活動している団体を調べます。
先生は、ユニセフ、青年海外協力隊等のパンフレットを配布。
より、興味・関心が湧きたつようにします。

子どもたちも、興味・関心が湧きだって、雰囲気が盛り上がってきました。

そして、子どもたちがどれを調べ発表するか決まったら、隣の教室に移動し、グループに分かれます。

5つのグループに分かれました。
ユニセフ、青年海外協力隊、国境なき医師団、日本赤十字、日本国債ボランティアセンターです。

子どもたちの選択にまかせたため、人数にはバラツキがあります。
ただ、子どもたちの自主性にまかせたので、意欲は満々。
選んだ理由もしっかり答えています。

具体的に発表へ向けて各グループで段取りします。多いグループは、いくつかのチームに分けます。

段取りに関しては、『平小のスキル』をワークシートとして活用。
<あつめる、なかまわけする、くみたてる、あらわす、つたえる>

方法と観点が少し混在している部分もありましたが、こどもたちが積極的に関わっている姿が伺えます。

 

全体会では、
本日の授業について、みんなで話し合った後、ワークショップを行いました。

定義されている「情報活用の実践力」
<課題や目的に応じて情報手段を適切に活用することを含めて,必要な情報を主体的に収集・判断・表現・処理・創造し,受け手の状況などを踏まえて発信・伝達できる能力>

平小の先生のことばに直してみる作業を行い、グループ毎に発表しました。

「自分たちのことばにする」という考える行為が大事であり、自分たちがどういう授業していくかということが、イメージ化されたのではないかと思います。

最後に、指導主事の先生から、アドバイス等の話を頂きました。

私は、この中で、2つのことが印象に残りました。

ひとつは、「子どもの意見で、授業をつないでいく」
先生が話多く、誘導してはいけないということですね。
こどもの言葉をしっかりひろい、こどもが主体的に授業に参加していく流れをつくっていくことだと思います。

ひとつは、「振返りでは、何がわかって、何がわからなかったかを中心に書く」
よく、感想っぽいものを書いているのを見かけますが、学習内容をしっかり振り返ることだと思います。

次回は、来年度です。
新体制で、2年目の集大成に向けた1年間を楽しみにしたいです。


2013年03月15日(金)UP (則常)

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