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2013年06月28日

◆ ICT活用は五感の1つ! 11月研究発表会にむけて

 

特別研究指定校として2年目となる徳島県立盲学校に、今年度1回目の訪問指導日として、研究授業に参加させていただきました。教師の中には全盲の方もおられますが、全教員が前向きにICT活用に取り組み、日常的なICT利用に落ち着きを感じました。

<全盲の教員による授業風景>

授業風景 授業風景 授業風景

教科書の点字とパソコンを使い、生徒への掲示内容を把握(パソコン上の掲示内容は、イヤホンを通じてテキスト読み上げソフトによって、聴覚から把握)


画像データ(テキスト読み上げソフトが使用できない)は、教師自身が被写体となり、事前撮影したものを利用(画像を視認できる教師と連携し撮影)。画像データと共に表示されるタイトル(テキスト)から、掲示されている画像を把握し、専門的に解説。

アドバイザーである金子健先生(明治学院大学教授)は、「ポイントは五感の活用。視覚、聴覚の他、触覚や運動感覚を総動員して習得することが大事。徳島盲学校さんは、自然に多感覚の学習を追及されている」「当初はICT機器の配線のつなぎ方から始まったが、原点を考える時期に入った」「国家試験に受かるための授業と、実技系の授業とのバランスは難しい。しかし、試験に受かった後の、治療家となるためのイメージつくりは必要ではないか!」など、講評や助言がありました。

<触覚を利用した授業・実習風景>

授業風景 授業風景 授業風景
研究協議にて、教員から「全盲なので、ついつい言葉を中心に授業をしてしまいがち。生徒の経験から引き出すよう心掛けている」といった説明がありました。

2年目の集大成として、研究発表会を11月22日に計画されています。研究発表会に向けて、着実にステップアップされています。引き続き、レポートしていきます。

研究発表会について詳細はこちら


2013年06月28日(金)UP (田上)

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