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2013年08月01日

◆ タブレット端末を活用した授業に初挑戦

 

第39回の特別研究指定校である岡崎市立葵中学校で、タブレット端末初挑戦の授業(7月17日)を拝見してきました。
2年間の研究テーマの柱となる「学び合い、磨き合い」の授業に向けて、タブレット端末は欠かせないツールです。2学期からの本格的な活用を前に、先駆けとなる授業が行われました。

岡崎市立葵中学校の授業1

タブレット端末に初挑戦の授業ということで、私もドキドキでした。 その授業は、1年生の数学「文字の式」です。

本時は、前回までに学習したことをベースに、文字式のかっこを外して、簡単な式にします。

最初に、前時までの復習問題を行います。

出来た生徒は手を挙げ、先生が机間巡視を行います。

この時、いつも見かける机の配置と違うことに気づきました。

黒板の前に、みんなの方を向いて座っている生徒が2人いるのです。

なおかつ、その一人が先生の机間巡視を手伝っています。

岡崎市立葵中学校の授業2

*後から、先生に聞くと、毎回担当を決めて、生徒に授業の進行を行わせているそうです。 最初は、「えっ〜」という感じだったそうですが、最近では、先生に代わって指示を積極的に行なっています。 これが、子どもたちの主体性を引き出す仕掛けとなり、授業時間に無駄口をたたかない雰囲気をつくっているのかもしれません。

机間巡視の後、数人の生徒が発表します。 先生はデジタルテレビ(パワーポイントを表示)を使って発表内容の補足。

岡崎市立葵中学校の授業3 岡崎市立葵中学校の授業4

そして、本時の課題に入ります。
「3(2x+1)−4(x+2)を簡単にしよう」

(1) まずひとりで考えます。
(2) 次に、グループになって考えます。(席をグループ型に移動) グループとしての考えをタブレット端末に書きます。

岡崎市立葵中学校の授業5 岡崎市立葵中学校の授業6

解法を書き終わったグループは画像を送信します。
デジタルテレビに、その画像が順次表示されていきます。

(3)

先生がデジタルテレビの画面を見て、いくつかのグループの解法を選び、生徒に説明してもらいます。

岡崎市立葵中学校の授業7 岡崎市立葵中学校の授業8

答えは一緒なのに、手順が違うものが2つあります。
先生は、黒板に書き出し、「何が違うのか。どっちの方法がいいのか」と生徒たちに発問していきます。

岡崎市立葵中学校の授業9 岡崎市立葵中学校の授業10

生徒たちは、自分たちが考えた手順を支持しています。ただ、片方の解法では、手順が1つ少なくて済むみたいです。
先生は、「使いやすい方を使えばいい」と話しながら、しっかり論理的に解き明かし、 どちらを選ぶか生徒に判断させていきます。

最後に、確認のための復習問題に取り組んで、終了です。

本日、借り物のタブレット端末を活用としての授業でしたが、わりとスムーズに進行できたのではないかと思います。
他の先生も見学に来られていて、タブレット端末を活用した授業のイメージが膨らんだのではないかと思います。

夏休みにWindows8のタブレット端末が導入され、豊田先生が講師となり、研修を行います。そして、9月から、先生たちが徐々に活用していく予定です。

10月22日には、公開授業を予定しており、活用場面を垣間見ることができるかもしれません。

そして、来年の公開研究会では、2年間の取り組みの成果を発信できるのを楽しみしたいと思います。


2013年08月01日(木)UP (則常)

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