プレゼンテーションコンクール2022 最終選考&表彰式
2022年12月10日(土)にプレゼンテーションコンクール2022の最終選考及び表彰式を実施いたしました。
最終選考出場者の小学生5名・中学生5名はオンラインで参加しました。
第一部では、パナソニックセンター東京ホールにて、発表者のプレゼンテーションを大きなスクリーンに映し出し、選考委員はその映像を見ながら最終選考を行いました。
第二部では、オンライン上で表彰式が執り行われました。
■当日プログラム 13:00~15:30
〈第一部:最終選考〉 13:00~14:00
・選考委員ご紹介(敬称略)
市川 伸一 (東京大学 名誉教授)*選考委員長
篠ケ谷 圭太(日本大学 教授)
福田 里香 (パナソニックホールディングス株式会社
CSR・企業市民活動担当室 室長)
小野 元之 (パナソニック教育財団 理事長)
・選考委員長のお話 市川 伸一(東京大学 名誉教授)
・プレゼンテーション
テーマ:「人との関わりを通して、自分が変わるきっかけとなったこと」
小学校の部 5名
中学校の部 5名
休憩 14:00~15:00
(選考会議) *最終選考出場者同士のオンライン交流会(30分)
〈第二部:表彰式〉 15:00~15:30
・主催者挨拶 小野 元之(パナソニック教育財団 理事長)
・各賞発表、賞状授与
小学校の部 最優秀賞、優秀賞、奨励賞
中学校の部 最優秀賞、優秀賞、奨励賞
・選考委員からのコメント
・講評 選考委員長 市川 伸一(東京大学 名誉教授)
<第一部 最終選考>
選考委員のご紹介後、選考委員長の市川伸一先生よりお話をいただきました。 応募状況(小学校の部:4校6名、中学校の部:19校32名)やプレゼンテーションコンクールのねらい、本日の最終選考での心構えや審査の観点等のご説明がありました。
小学生5名、中学生5名のプレゼンテーションがオンラインで行われました。
それぞれの画像をクリックすると、動画が視聴できます。
※学校、保護者、ご本人の許可を得て掲載しております。
小学校の部
中学校の部
皆さんもきっと一度は耳にしたことがあるでしょう。知らず知らずのうちに持っていたLGBTQに対しての偏見は、知っていくうちに無くなっていきました。知ることで無くせる偏見は確かにあると自分で気づきました。
※プレゼンテーションの内容を考慮してご本人による要約文をご紹介します。
<第二部 表彰式>
主催者として当財団の小野理事長からの挨拶の後、小学校の部、中学校の部の順に各賞の発表、そして、賞状の授与が行われました。次に選考委員の篠ケ谷先生、福田様より発表者へ励ましのコメントをいただき、最後に選考委員長の市川伸一先生から、今回の審査結果に対する講評と最優秀賞受賞者との質疑応答が行われました。
<講 評>選考委員長 市川 伸一 先生(東京大学 名誉教授)
今回のコンクールのテーマは、皆さんが人との出会いを大切にし、それを自分の生き方や考え方にどう生かすかを考えてもらうことをねらったものです。プレゼンのスキルについては、聞き手にとってわかりやすく、説得的であることを第一義に求めています。今年度も小学校、中学校ともにたくさんの参加者がすばらしいプレゼンを見せてくれて、これからの日本を担う若い人たちの表現力について、たいへん頼もしい思いがしました。
その中で、賞を出すための評価をすることはとても難しいことです。当然コンクールや審査員によっても違いが出てきます。このコンクールでは、スライドづくりの高度なテクニックや、派手な身振り手振りなどを求めているわけではないことは、評価のポイントとしてお話した通りです。自然な語りかけの中に、考えのおもしろさや説得的なメッセージが込められているプレゼンが高く評価されました。
小学校、中学校ともに、最優秀賞となったプレゼンには、そうした特徴がよく表れていて、選考委員全員から高い評価を得ました。ただし、他のプレゼンにも優れた特徴をもったものが多く、評価の観点しだいでは優秀賞、最優秀賞となりうるものもあったことはつけ加えておかなくてはなりません。このコンクールに参加した経験を通して、あらためて皆さんの現在そして今後の生活や学習を豊かにしてもらえることを期待しています。
コンクールの結果は以下の通りです。