スクールフォトレポート

１学期は，２学期以降に実施するパフォーマンス課題の取組に向けて，本研究の基盤の一つである「音声入力」での振り返り活動を推進させました。コンデンサーマイクを使用して，これまでの「書き」ベースでの振り返りから，音声入力を通して文字おこしをさせる「話し」ベースでの振り返りをおこないました。学習の流れとしては，１人３分の持ち時間の中で，➀単元を貫く学習課題に対する振り返りの内容を仲間に伝え，➁仲間からの質問を受けて応答し，➂再度省察する時間をとって音声入力された文章を加筆修正していくという内容です。振り返りの内容を分析してみると，「書き」ベースの時よりも，社会的な見方・考え方を引き出す有効な手段になったのではないかというデータが出てきました。
２学期以降は，本格的に研究課題に迫る学習活動をおこないます。子どもたちがもうひと回り成長していけるように，「チーム富洲原」として努力していきます。

社会的な見方・考え方を可視化させるための学習支援ツールの開発的研究
～子どもが主体的にICT機器を使用して作成する「学習を助けるためのアイコン」の実用化に向けて～