スクールフォトレポート

　１０月１日に５回目の島守中との二校間交流会を行いました。今回の二校間交流は一番のメインであり、収穫祭を行いました。両校とも市内屈指の菜園実施校であり、本校は開校以来６８年の歴史をもつ菜園活動を行っています。島守中は菜園活動にビジネススタイル(収穫したのち、路地販売を行い、その売り上げで地域活性化に向けた活動を行う)をとっており、同じ菜園活動でも目的が明確に違います。その両校が、これまでの交流で取組を紹介し、それぞれの目的や方法を知ることにより見方・考え方の幅を広げている途中です。５回目となり、親睦もかなり深まったところで、今後の農園活動の在り方について第一部は協議を行い、意見を交換し合いました。第二部はコミュニケーションを深めるために、両校混合チームで行う、「ボッチャ大会」を実施しました。この大会には保護者、地域の方々にも声をかけており、多数の方が参加してくださいました。昼食は両校が持ち寄った野菜を使い、保護者の方々に野菜カレーを作っていただきました。午後は講師を招いて、「新しい風の吹かせ方」をテーマに講演会を実施しました。この講演会は両校参加です。
　講演会では、ＩＣＴを活用し、生活における発想の工夫することやコミュニーション力を高めるために、学校に「ガチャガチャ」を導入し、学校での生活をより豊かに楽しくするための話をされ、実際の「ガチャガチャ」を使った演習も含め行われました。

生徒の自己肯定感・コミュニケーション力を高め、居場所・絆づくりの構築についての研究
～二校間・教育委員会の連携とＩＣＴを活用した体験活動を通して～