スクールフォトレポート

　中学一年生の定期考査において、画像を見てその時刻を英文で答える英問英答の問題を出題した。生徒の実態等を鑑みて自作の時計の画像を挿入し出題しようとしたが、画像の作成に時間を要してしまった。インターネット上にある画像では、適度な難易度の画像はなく、また著作権の観点から安易に使用することは難しいため、生成AIによる画像生成を試みた。「どのような時計で、時刻は何時か」をプロンプトとして入力すると、出題者のイメージに適する画像が生成された。何度か生成AIとの対話を通して、見やすく分かりやすい画像へと仕上がった。完成後は、画像検索をし、インターネット上に類似した画像がないかどうかした上で、考査問題に使用した。
　この画像生成の一実践は、学習プリントへの挿入や各種配布物の挿絵等に応用ができるものだと考える。

ICTを活用した校務の効率化
～生成AIや汎用的なソフトウェアを使用した校務のDX化を目指して～