スクールフォトレポート
2025/03/04
宮城県立金成支援学校
一人一台端末を活用して情報活用能力を育む

高等部2学年の生徒12名は、各自のタブレット端末(iPad)で修学旅行の活動紹介スライドを共同編集した。教師は、GoogleClassroomにKeynoteの共有リンクを貼付し、生徒は、担当する見学先等のページに、写真や文字、オブジェクト等を入力したり、描いたりして、スライドを完成させ、報告会で発表することができた。共同編集については、「友達のスライドは、廊下に展示している作品と同じ。勝手に書き込んだり、削除したりしてはいけない」ことなどを事前に確認したが、実際には友達が作成したスライドに自分の写真が写っていたため書き込んでしまう事例があった。クラウドを介した協働学習から生じた事柄であり、生徒たちにとって貴重な学びの機会になった。今後も各教科の学習場面においてタブレット端末を利用した授業実践を行い、機会を捉えて情報モラルを学ぶ「活用型情報モラル」の授業実践を積み重ね、個に応じた情報活用能力を育んでいきたい。
学校名 | 宮城県立金成支援学校 |
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研究課題 | 知的障がい特別支援学校における情報活用能力(デジタルシティズンシップ)を育む試み ~タブレット端末は障がいのある児童生徒の豊かな学びと生活を支えるツールになり得るか~ |
都道府県 | 宮城県 |
学校ホームページ | https://kinyou.myswan.ed.jp |