スクールフォトレポート

朝の多忙な時間帯にかかってくる欠席連絡の電話対応を削減するため、本校では欠席連絡フォームを開発し、運用しています。保護者がスマートフォンやPCから簡単に欠席情報を送信できるため、電話対応の手間が大幅に軽減されます。

本校では、令和7年2月28日時点で9,500件を超える登録があり、年度末には10,000件を超えることが予想されます。一件の対応に約30秒かかると仮定すると、単純計算でも80時間以上の業務時間を削減できました。

＜欠席連絡フォームの主な利点＞
1）連絡ミスがなくなる
入力された情報は自動で記録されるため、伝達ミスや聞き間違いを防止できます。手書きのメモを取る必要もなくなり、情報管理がスムーズになります。

2）朝の電話対応の負担が減る
これまで電話対応に割かれていた時間を生徒対応や授業準備に活用できます。教職員の業務効率が向上し、より充実した指導が可能になります。

3）保護者の負担軽減
保護者は早朝に学校へ電話をかける必要がなく、好きなタイミングでスマートフォンやPCから簡単に入力できます。通話がつながるまで待つストレスもありません。

4）欠席データの管理が簡単
デジタルデータとして一元管理できるため、過去の欠席履歴の確認が容易になり、集計や分析もスムーズに行えます。

5）情報の即時共有が可能
入力された欠席情報がリアルタイムで教職員に通知されるため、担任の先生や関係者がすぐに状況を把握できます。

欠席連絡フォームを導入することで、教職員・保護者双方の負担を軽減し、業務効率化と正確な情報管理を両立できます。学校全体の運営を支える、便利で実用的なシステムです。

効率化と質の向上を両立する教育デジタルトランスフォーメーション
～変化の激しい現代において日々成長していく学校を目指して～