スクールフォトレポート

2025/03/12

浦添市立浦西中学校

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プロジェクト型学習「ハピトラ」「キャリハピ」成果報告会

写真:プロジェクト型学習「ハピトラ」「キャリハピ」成果報告会
去った2月21日(金)に、地域企業(株式会社上間、株式会社沖縄伊藤園、沖縄観光コンベンションビューロー、宜野湾市建設部市街地整備課、株式会社電通沖縄、一般財団法人沖縄環境科学センター、Think Nature、琉球炭焼珈琲琉球ワールド)の重役の方々やコミュニティスクールメンバーの方々、当山小学校の6年生を招待して、本校のプロジェクト型学習成果報告会を開催しました。1学年は9月から取り組んできた「キャリアハッピープロジェクト」の学年代表の3社「株式会社イベリス」、「株式会社リトルハピネス」、「株式会社魔王軍」がプレゼンテーションを行いました。2学年は9月から取り組んできた「キャリアハッピープロジェクト」の学年代表「マングースハンター」「SNAロープウェイ計画」「沖縄環境問題しらしめ隊」が発表しました。
 キャリアハッピープロジェクト(起業家教育)では、「地域の課題を発見し、君たちの強みを生かして、地域の人々をハッピーにせよ」というミッションに向かい、探究プロセスを通して会社を起こし、事業を立案し、キャリハピ祭で事業を展開し、得た情報を整理分析したりまとめたりしたことを表現しました。「実際にお店を開くのではなく、お店を開く1年生とお客様をつなぐという広告会社にして、他と差別化しようと思った」などと、新しい価値を創造しようとした様子が見られました。また、「お客様を呼び込みにくい場所でお店を開いたので、看板をいたるところに置くなどの工夫をすればよかった」などと新たな課題を発見した言葉も聞かれました。
 ハッピートラベルプロジェクト(観光教育)では、「ターゲットに寄り添い、新たなプロジェクトを作り、沖縄と旅行者をハッピーにせよ」というミッションのもと、沖縄県の主要産業である「観光業」に関わる課題の解決に迫る取り組みをしました。課題やターゲットを設定し、そこに基づいた情報を収集し、修学旅行で得た情報や地域の専門家や観光客から得た情報と比較検討したり分析したりしたことをまとめ、新たな価値の創造を通して課題解決に迫りました。「台風でも楽しめる×マングースの捕獲」や「サンゴの白化現象×お茶漬け」などの社会課題を解決する新商品開発アイディアを提案したグループがいたり、「交通渋滞×ロープウェイ」という社会課題を解決する新たな観光スポットの創出を提案したグループがいました。
 地域の専門家やCSメンバーの方からの質疑応答にも一生懸命答え、分からないことは「調べてきます」と答えるなどコミュニケーション能力も発揮していました。
 参加した外部講師の方々からは、「このような取組を今後も継続してほしい」というお言葉を頂きました。
 
学校名 浦添市立浦西中学校
研究課題
生徒の主体的な学びを支える「学びのデジタルポートフォリオ」の構築
~総合的な学習の時間を核においたキャリア教育を通して~
都道府県 沖縄県
学校ホームページ https://www.city.urasoe.lg.jp/kyoiku/uranishi-jhs