(4月)
- ・研究の方向性について、研究推進委員会(月1回第1木曜日)を開催し、担当を明確にし、2年間の研究の流れについて詳細を検討。その後、研究全体会議を実施し、目的・内容・ゴールについて共通理解した。研究日は毎週木曜日に設定。
- ・各学年で、習得部会、活用部会、探究部会に分かれていただき、部会でメンバーの確認と部会で取り組む内容について確認。
- ・開校当初から関わっていただいている鳴門教育大学の研究者を招聘し、2年間取り組んできた授業実践を元にカリキュラムの有用性及び課題を精査することについて、具体的な内容を検討。
- ・子どもの成績データや成果物等を e-ポートフォリオと関連できる仕組みを設計する。(主に習得・活用学習において)
- ・本校独自のe-ポートフォリオシステムの活用について、昨年度の反省をもとに活用の改善を検討した。話し合った結果、次の時間までには個々の子どもへのフィードバックが確実にできるように共通理解を図る。
(5月)
- ・5月10日(水)、2年間関わっていただいている鳴門教育大学の泰山先生に来ていただき授業研究会を実施。1年の国語、3年の国語、2年の探究の授業の研究授業を実施し、指導・助言をいただいた。1、3年の国語は新採用2年目の若手教師が挑戦をした。授業は習得と活用の授業である。両教師の授業とも、教師が子どもと対話を重ねて授業を展開しているところは評価できた。しかし、授業参観者から、授業のねらいとルーブリックが子どもの実態とずれていたのではないかという指摘もあり、習得と活用の授業のねらいの設定について議論し、共通理解した。
(6月)
- ・6月7日研究のアドバイザーである吉崎先生をお招きして授業研究を実施。
5年情報、4年プロジェクト、3・4・5年の探究を公開し、指導・助言をいただいた。
授業公開後、放課後に全体研究を実施し、吉崎先生の本校の研究に対するご意見をお聞きした。研究構想図について、カリキュラムの特色、学習環境の視点、授業の特長、評価の特長などを整理していただき、21世紀型スキルについてのお話を伺い、全教員で学習した。
- ・全体研究の場で、習得―活用―探究の3つの学びの往還をどのようにみとっていくか、全体で協議後、部会に分かれて話し合った。また、探究における子どもたちのまなポートの記述について、どのように蓄積されているかを昨年度のものを閲覧し、整理した。
(7月)
- ・各部会に分かれて、研究授業の計画や実施された研究授業の振り返りを実施。
- ・探究部では8月2日の教員研修会について授業内容の検討。また、今回は、参加者の先生方に対して、探究の授業支援に参加したい方は意思表明をしていただいた。その先生方とのオンラインミーティングについて計画