福岡教育大学附属久留米小学校/平成25年度8~12月 |
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セールスポイント |
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Ⅰ〉各教科等における情報活用能力を育てる指導方法の構築と実践。
Ⅱ〉情報機器(教師の活用,児童の活用)の一層の充実。
Ⅲ〉教育課程における情報科との関連を明らかにしながら,各教科等において育てたい資質や能力及び態度の明確化。
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実践経過 |
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8月 (1)情報科と各教科等との関連について明らかにする研修会
(2)ICT機器の充実と機器に関する研修会
9月 (1)各部の研究構想に基づく検証授業
(2)検証授業にもとづく授業整理会
10月 (1)ICT機器を活用するための環境整備
(2)サーバーの再構築
11月 (1)タブレット用いた学び合い学習の実践の積み重ね
(2)「情報活用能力」を育む各教科等の実践の評価の計画作成
12月 (1)研究発表会(平成26年2月5日,6日)に向けて,授業づくり・研究構想・研究紀要の作成
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成果と課題 |
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<成果>
<課題>
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裏話(嬉しかったこと、苦心談、失敗談 など) |
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◇これまで本校で取り組んできた「協同的な学び」「言語活動」の大切さを実感することができたこと・・・。
◇授業の中で,ICTを使って嬉しかったこと・・・。
◇ICT機器を授業に活用する際に困ったこと・・・
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アドバイザーコメント |
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宮崎大学大学院 教育学研究科 教授 新地 辰朗 先生 |
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特別研究指定を受けてからこれまで,ICT環境を充実させながら,効果的なICT活用について,先生方が一丸となって模索されている印象を受けます。そのような時間や取組は,教育活動の充実にICT活用をしっかり機能させるために不可欠であり,文部科学省の研究開発学校としての研究と特別研究指定校としての研究を相乗させる教育効果を目指すコンセプトの具体化・明確化に役立っていると思います。 本校の研究のキーワードが“情報編集力”や“情報活用能力”であることをふまえると,教科等の学習活動における児童のICT活用に焦点をあて,研究を深める必要があります。本校の平成24年度研究発表会要録 ~「協同的学び合い」をつくる言語活動~ には,「学び合い」へ高める言語活動を位置付けた授業づくりが,各教科毎に整理されています。このような優れた研究成果を,児童によるICT活用のヒントにすることで,本校ならではの優れた成果に到達するものと感じています。 先日,算数の授業を参観した際,手書描画を含む児童の学習や思考のプロセスを,電子黒板に投影することで,前時までの学習を短時間で整理し,じっくり考えさせる時間を確保させる工夫,図形ピースによる操作活動や立体模型の観察などと組み合わせたICT活用など,担当された先生の綿密な授業構想力や優れた指導力を目にすることができました。また,児童も,電子黒板やタブレットPCを活用しながら,それぞれの考えや他者との意見の違いを表明していました。このような教育実践を積み重ねながら,児童にICT活用や情報活用を振り返らせる方法やタイミングについて検討を深めることで,“情報編集力”や“情報活用能力”を育てていくことが可能になると期待しています。 |
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