実践研究助成(初等中等教育現場の実践的な研究に関する助成制度)
行事:成果報告会
分科会1/第34回(平成20年度)
■ワークショップで深める、交わる

各校からの成果報告の後、それぞれの取り組みから浮かび上がってきた共通課題について、解決策を協議するワークショップが実施されました。協議は2チームに分かれ、付箋などを活用するKJ法で進められました。短時間ではありましたが、参加者全員が共通の課題に対し、互いの意見やアイデアを交流させることができました。

ここでは、B分科会(主なテーマ:小学校英語・国際交流)で行われたワークショップでの話し合いの様子を中心に紹介します。

アドバイザー
横浜国立大学 教授 大島聡

参加者

札幌市立屯田南小学校 永井智子教諭
つくば市葛城小学校 野村光弘教諭
石川県教育工学研究会国際交流研究グループ 清水和久准教授
津市立太郎生小学校 中村則孝校長
河内長野市立美加の台小学校 梅田昌二指導教諭
奈良国際理解教育ネットワーク 小島源一郎教頭
カリタス小学校 麻田美晴教諭

1)協議テーマ

アドバイザーである大島聡教授より、「国際交流活動を通して英語活動を高めていくにはどうすればいいか」という協議テーマを提示。
2)テーマについての協議

「海外の子どもと交流すると、相手が英語だけでなく日本語も話すことができたりする。一方日本の子どもたちは、英語でコミュニケーションを取ることも難しい」「本格的に英語を学ぶのは、中学に入ってから。小学校の英語活動は、コミュニケーションの素地を養うものでよい」といった意見が交わされた。
3)まとめ


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参加者がそれぞれの意見を付箋にメモし、それを互いに公開して、共通の意見を整理。国際交流と英語活動に関しては、「相手のことが知りたい、自分のことを伝えたいという気持ちが、英語活動への意欲につながる」「ICT機器などを使った教室での活動の経験を、実際に生すいい機会となる」といった結論が出た。
■他の分科会でのワークショップの様子
その他の分科会での協議テーマと内容を紹介します。

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「C分科会」(小学校:地域、総合)
アドバイザー:
日本女子大学教授 吉崎静夫
協議テーマ  :
授業や学習活動におけるICTの効果的な活用


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[D分科会](小学校:学力向上、授業力)
アドバイザー:
山梨大学准教授 成田雅博
協議テーマ  :
デジタル教材と紙教材との使い分けをどのように考えればよいか

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[E分科会](小学校:活用力、実践力)
アドバイザー:
首都大学東京准教授 北澤 武
協議テーマ  :
校内でICTを普及させるための方策について

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[F分科会](中学校:デジタルコンテンツ) 
アドバイザー:
江戸川大学教授 波多野 和彦
協議テーマ  :
平成23年度研究助成申請にむけて
次のステップのために

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[G分科会](中学校:情報モラル)
アドバイザー:
東京工業大学准教授 松田 稔樹
協議テーマ  :
教員、保護者がICTに持っている懸念を解決するための学校の活動


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[H分科会](高校:産業教育)
アドバイザー:
聖徳大学教授 木下昭一、
日本私学教育研究所 山路進
協議テーマ  :
生徒の目が輝く実践研究を継続するには何が必要か?

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[I分科会](高校:国際交流)
アドバイザー:
十文字学園女子大学教授 井口磯夫
協議テーマ  :
プロジェクト型学習を推進するには
面白い企画とは

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[J分科会]
アドバイザー:
くらしき作陽大学教授  詫間晋平、
明治学院大学教授 金子健
協議テーマ  :
ネットワークの構築をどう 実現するか?

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