実践研究助成 | パナソニック教育財団が行う学校の実践研究への助成制度

e-Learningを用いた「情報モラル・情報安全」の研修システムの構築
～すべての教員の指導力の向上をめざして～

大阪府教育センター　脇田裕史　主任指導主事

研究課題：
知識がなくても利用できるe-Learning研修システム

従来の集合型の研修は、時間や場所に制約があり、情報モラル・情報安全など迅速な対応が求められる問題にあっては、成果が得られにくい。そこで、DVDやiPodなどの携帯プレーヤー、またはウェブサイトなどさまざまな方法で受講できるe-Learningによる研修システムを構築することとした。

高度な技術的知識を習得することなく、研修実施者の誰もがe-Learningのコンテンツを作成できるよう、パソコンを使わずに家庭用のDVDレコーダーで簡単にビデオを編集する方法などを取り入れている。このシステムは、研修のコストや時間の縮減にも大いにも役立つ。研修を受ける側としては、時間にとらわれず受講できる便利なシステムでもあり、今後広く活用されるようになってほしい。