地域の特性を踏まえ、デジタル教材を活用した環境教育の推進 〜地域に生息する絶滅危惧種(アカウミガメ・カブトガニ・ニッポンパラタナゴ)の保護活動を通して〜 福岡県立光陵高等学校 福津市の自然を学ぶ会(うみがめクラブ) 井上勝洋 教諭 研究課題: |
|||||||
本校の所在する福津市には、絶滅危惧種であるアカウミガメの産卵地がある。そこで、創立30周年記念プロジェクトとして、「福津市の自然を学ぶ会(うみがめクラブ)」を発足、アカウミガメ、カブトガニ、ニッポンバラタナゴなど市内に生息する絶滅危惧種の研究を行っている。 アカウミガメの産卵は夜間に行われるため観察が難しいが、赤外線カメラでの撮影に成功、デジタルデータとして記録し、創立30周年事業や地元のテレビ番組、環境フォーラムなどでの発表に役立てた。現在、ニッポンバラタナゴなどを校内の水槽で繁殖飼育しており、それらの観察記録も続けていきたい。 |
|||||||