解説と講評 |
コメント:京都教育大学 教授 浅井和行先生 |
人間力育成カリキュラムの作成とその後 1.教育研究会 様々な教科で,全校の学級数より多い数の授業が公開されました。授業では,ICTは教師の教材を提示するものから,子どもたちが学習を進めていく道具になっていました。先生方も学び続けておられ,教室で巡回しながら手持ちのPCと電子黒板をBluetoothでつなぎ,子どもの思考の流れを切ってしまわないようにしておられました。 2.「ICT活用」から「人間力」へ活動の振り返りにもICTを活用しておられました。本校が数十年にわたって取り組まれてきた「創造性教育」と「ICTの活用」がつながり,「人間力」に結実していったのだと思います。 3.総括「必要な時に必要なところで有効的にICT機器が使われるようになるにつれて,機器の使用が見えなくなってきた」ということはとても大事なことだと思います。本研究指定の取り組みのはじめに,赤堀先生から「メディアの透明化」について教えていただきましたが,それを実現されたようです。 3.附属桃山小学校の研究の発展2年間の特別研究指定校としての取り組みが終わりました。これからも附属桃山小学校では,「メディア」と「コミュニケーション」についての研究を財団とともに進めていかれる予定です。ご注目・ご期待下さい。 |