実践研究助成(初等中等教育現場の実践的な研究に関する助成制度)実践研究助成(初等中等教育現場の実践的な研究に対する助成制度)

神奈川県立生田高等学校 研究課題「21世紀型学習スキルの育成と実践 ~社会が求めるICTスキル獲得を目指して~」リンク

2016年度4-7月期(最新活動報告)新着

札幌市立 厚別東小学校最新活動報告イメージ

1・2年生の総合的な学習の時間に模擬選挙の事前準備

GoogleAppsのアンケートフォームを用いて「選挙クイズ」行い、その場で解答結果を公表し……活動報告を読む

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2016年度:

神奈川県立生田高等学校の研究課題に関する内容

都道府県 学校

神奈川県 神奈川県立生田高等学校

アドバイザー

野中陽一 横浜国立大学教授
脇本健弘 横浜国立大学講師

研究テーマ

21世紀型学習スキルの育成と実践
~社会が求めるICTスキル獲得を目指して~

目的

21世紀型スキルの学びを通し、問題解決型能力の向上を目指す

現状と課題

  • 神奈川県教育委員会「ICT利活用教育推進モデル校」(平成26・27年度指定 県立高校3校)、「ICT利活用教育推進スーパースクール」(平成26~28年度指定、生田高校)に指定され、県内高校のICTを利用したパイロット校として様々な取組を行ってきている。
  • 昨年度に一般助成を受け検証研究
    1)自立学習を充実、学習意欲と協働学習の質を向上。
    2)言語活動の充実、生徒の思考力、判断力、表現力を育成する。
    3)問題解決能力、情報活用能力を育成する。
  • 生徒自身が、「自らを表現できる武器」として活用できるような改善が必要である。

学校情報化の現状

県立高校としては比較的ICT機器の整備は進んでいる。GoogleAppsのIDの整備も進み、自宅学習の下地は整っている。

取り組み内容

ICT端末を活用し、全教科、1つ以上の単元で「問題解決型協働学習」を実践する。(27年度の継続)
  • 授業だけでなく、LHR、総合的な学習や、学年行事など、ICTを活用して議論を行う。また、各部活でも使える端末を用意し、自分たちで効果的な活用法の検討をさせる。
  • 「21世紀型学習スキル」「問題解決型協働学習」の改善に取り組む。
  • 生徒一人ひとりが自ら選んだ教科や部活について発表しあったり、プレゼンテーションのノウハウをまとめたものを作成する。

成果目標

  • これまで活動してきたタブレット型端末を活用した「問題解決型協働学習」の授業への取組を、今後の高大接続改革のための授業改善の取組と合わせた形で継続する。
  • 授業以外のシーンでも、ICT機器を使用して議論を深めたり、より良い自己表現の方法を学んだりして、生徒自らがICTを有効に活用できる能力を身につける。
  • ICTを「使う」だけでなく、どのような場面であれば効果的に使えるのか、逆に使ってはいけない場面は何か、を考えられる力を育てていく。

助成金の使途

  • タブレット型PC端末
  • 講師交通費
  • 研修会参加費
  • 印刷費

研究代表者

天野 尚治

研究期間

平成28年度〜29年度

学校ホームページ

http://www.ikuta-h.pen-kanagawa.ed.jp

公開研究会の予定

11月9日~13日で本校にて、公開研究授業、翌週に研究協議会を行う予定。