三次市立三和小学校 (広島) 愛甲昌弘 教諭 研究課題: |
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国語では、話し合いの様子をデジタルビデオカメラで撮影して、子どもが振り返ってみることで、表現力を伸ばすといったことを行った。算数では、教科書やノートを投影して子どもが発表した。 教師は、ICTをどういう場面でどのように使うかをしっかり考えた研究計画を立て、これまでの実践を振り返る機会を多くもつようにした。実物投影機は2年間で全教師がほぼ毎日活用しているなど、ICT活用頻度が大幅に高まった。 また、校内研修をワークショップ形式にするなど、全員が参加できるような工夫を行い、研究大会も数回開催、研究中に分かったことを冊子にまとめて配布した。外部からの評価を取り入れる機会を設けた。 今後の課題: ・2年間の助成期間の終了後にどうつなげていくか。 ・今までできなかった小中連携、基礎的な部分を大切にする研究 赤堀先生(白鴎大学)からは、「基本と思考力・表現力がうまく連携していた」という評価が得られた。木原先生(大阪教育大学)の「思考力や表現力を伸ばす授業は時間がかかるのでは」という質問には、「時間をかけることができるよう、指導計画を立てるときに、思考力や表現力をつける単元で必ず必要となる基礎、基本を意識して、授業の最初にきちんと押さえるなどの工夫をしている」と回答。浅井先生(京都教育大学)の「表現力を伸ばしたことでより思考力が深まるという事例を知りたい」という質問には、「PCを使って作文を書く授業で、書きながら段落構成を考えて書き直していくことができた」と答えた。 |
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