・大阪市立堀江小学校 /平成28年度4-7月期 |
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研究課題と成果目標 |
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[研究課題] ICTを活用した思考力・判断力・表現力を育む授業の創造 [成果目標]
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本期間の取り組み内容/アドバイザーの助言と助言への対応 |
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[本期間(4~7月)の取り組み内容] 1. 校内研修・研究発表・先行研究
2.研究授業(学習指導案・参観・討議会のあるもの)
3.公開授業・討議会(平成28年7月2日土曜日) 大阪市をはじめ他府県からも含め、300名を超える教員・教育行政・教育関係者が、公開授業に参加
アドバイザーの助言と助言への対応 ●評価の観点を教科から総合的な学習のものに変更する必要がある ⇒これまでの関心・意欲態度・思考判断から、問題発見力・情報収集・将来展望の力・参画の力に変更。 ●単元の目標を明確にするために掲示を工夫する ⇒「課題の設定」「情報の収集」「整理・分析」「まとめ・表現」という探求的な学習の過程で、児童の学習はより深いものになる。その際、本時・単元を通しての課題を明確にするために、常に児童も指導者も意識できるように学習の過程を掲示した。 ●情報活用能力、探究活動の質の向上。 問題解決の活動である「課題設定」「情報収集」「整理・分析」「まとめ・表現」の各段階のサイクルを繰り返すことで、課題解決に向けて、意欲を継続させ、探究活動の質を高めることができる。 ⇒課題設定の場面の工夫 「違和感が生じるように統計資料を提示」「驚きの事実を印象的に提示し、必要感を高める」「体験活動での感覚とずれや矛盾を強調する」など課題を設定する場面の工夫により、児童一人ひとりに問題意識を持たせることができた。 |
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裏話(嬉しかったこと、苦心談、失敗談 など) |
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成果 |
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今後の課題 |
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公開研究会の計画 |
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アドバイザーコメント |
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兵庫教育大学 大学院学校教育研究科 教授 永田 智子 先生 |
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特別研究指定校としての堀江小学校の取組みも1年を過ぎました. 7月の公開研究会では,これまでの実践をさらにパワーアップさせた授業が公開されました.また,たくさんの方からの意見をもらえるようにと,公開授業後の討議会は体育館でのポスター発表スタイルにするなど工夫が凝らされました. 何度も書いているような気がしますが,ICTを活用した思考力・判断力・表現力を育む授業づくり,という点について,堀江小学校は全国トップクラスです.いつも全学年授業公開をされるのですが,どの学年を見てもICTを活用した効果的な授業が行われており,どの学校・学年の先生でも参考にしてもらえるものとなっています.ぜひこれからの公開授業にも多くの先生方に参観にきていただきたいと思います. さて,安定の堀江小学校ですが,そこで満足はしていません.ICTを活用した思考力・判断力・表現力を育む授業の創造-総合的な学習の時間での協働学習を通して-という研究課題は変わりませんが,2016年度になり,「黒板を子どもに渡そう」というキャッチコピーが加わりました.堀江小学校では,総合的な学習の時間をよりレベルの高いものにしようと挑戦し続けています.最終目標は,子どもたちが主体となり探究する授業モデルの構想です.チーム堀江のラストスパートを期待します. |
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