実践研究助成(初等中等教育現場の実践的な研究に対する助成制度)
 
大阪市ICT活用実技研修会:
				(大阪市教育センターと共催)…平成28年8月9-10日
公開授業・学習参観:
				(ICT・総合・防災・防犯・SPS等)…平成28年11月19日
公開授業・研究発表:
				(ICT・教科・総合)…平成29年2月上旬
学校名  | 
				大阪市立堀江小学校 | 
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研究テーマ  | 
				ICTを活用した思考力・判断力・表現力を育む授業の創造   〜総合的な学習の時間での協働学習を通して〜  | 
			  
目的  | 
				本研究では、タブレットPC、IWB、OHCなどのICTを活用した協働学習を授業において展開し、児童の思考力・判断力・表現力の獲得を目指す。 そのために総合的な学習の時間における情報活用能力を育む授業モデルの構築と授業実践を行い、児童の能力の変容や学習に対する意識の変容の分析を通して、その有効性を検証する。 | 
現状と課題  | 
				●「平成25年度情報教育の推進等に関する調査研究」文部科学省 →問題点①知識(情報)を分類・整理し、問題解決に向けて適切に位置づけする力の育成 ②知識(情報)の共通性や差異に着目して、相互に関連付ける力の育成 ③獲得した知識(情報)を、他者が納得できるように表現する力の育成 ←授業中のICTの積極的な活用との関連性 ●本校のこれまでの研究 「ユビキタスネットワークスクール事業」「学校教育ICT活用事業」 →課題 ①思考力・判断力・表現力のさらなる育成 ②領域での継続的なICT活用  | 
			  
取り組み内容  | 
				①先進的なICT活用の授業実践を行っている学校の取り組みを中心とした先行研究 ②ICT活用の授業理論及び協働学習の授業理論に関する先行研究 ③ICT機器活用の指導技術の開発及び習得 ④総合的な学習の時間における情報活用能力を育む授業モデルの構築 ⑤総合的な学習の時間におけるICT機器を活用した授業実践を行い、授業の見通しや振り返りの記述、ビデオ録画による授業記録、学習前後のアンケート調査、プレテスト、ポストテストなどから、児童の情報活用能力の変容を実体的に分析し、検証  | 
			  
予想される成果  | 
				総合的な学習の時間における情報活用能力を育む授業モデルの構築 ↓ ICTを活用した質の高い授業の継続的実践 ↓ ◆教育活動アンケート(保護者・児童)の意識調査において、授業のわかりやすさや発表のしやすさ、主体的な学習の取り組みの項目について、肯定的回答が90%以上となる。 ◆全国学力調査の国語の平均点が、全国平均より10ポイント上回る。 ◆授業の終末に、学習に対する肯定的な自己評価が全員できる。 ◆ルーブリックを活用した評価をもとに、児童の学習状況について、Aの割合が6割以上、Cの割合が5%以下となる。  | 
			  
助成金の使途  | 
				
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特別研究指定期間  | 
				平成27〜28年 | 
都道府県  | 
				大阪府 | 
研究代表者  | 
				中山大嘉俊(校長) | 
学校HP  | 
				http://swa.city-osaka.ed.jp/swas/index.php?id=e561156 | 
アドバイザー  | 
				永田 智子(兵庫教育大学 大学院学校教育研究科 准教授) | 


