・多摩市立 愛和小学校 /平成26年度4-7月期 |
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研究課題と成果目標 |
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[研究課題] タブレットPCの日常化が拓く新たな教育Styleの創造 [成果目標]
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本期間の取り組み内容/アドバイザーの助言と助言への対応 |
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【校内研究会の開催(3回)】
【授業の公開(2回)】
【アドバイザーの助言と助言への対応】
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裏話(嬉しかったこと、苦心談、失敗談 など) |
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【嬉しかったこと】 6月28日の授業公開には、全国から200名以上の方に参観いただき、率直なご意見をいただくことができた。研究のスタートとしてタブレットPCの日常化が拓く可能性を拡散的に示すことができた。そしていくつかのメディアにも紹介いただき、教職員が自分たちの取組に自信をもちはじめた。 |
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成果 |
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今後の課題 |
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公開研究会の計画 |
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アドバイザーコメント |
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長崎大学大学院教育学研究科 准教授 寺嶋 浩介 先生 |
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愛和小学校という名前でピンと来ない人でも,統合前の東愛宕小学校の名前を知っている人も多いかもしれない。愛和小学校はこの2014年度に開校した新しい学校である。タブレット端末の1to1環境を用意し,実践研究を進めている。 これまで2度訪問をしたが,まず学校長の経営方針とそれに基づく教員組織体制が他の学校にはない特徴的なものである。特に,外部人材や企業との連携などは,海外の有名な私立学校を想起させるほど独自性があるものである。本校の報告で紹介されている動画を見れば,ある程度イメージが湧くであろう。このように校長の経営がとかく注目される学校だが,その他の先生方も若手ベテランを問わず,このような環境をチャンスと捉え,いろんなことをためそうとされている点に驚いている。 今取り組んでいることは,良くも悪くも探索的・試行的であるため,多くの学校の参考となる1to1のモデル校になっていただきたいと思う。具体的に言えば,1to1が導入される際にみんなが一歩踏み出してできることは何なのか,それに加えて,もっと自由に新しい学力観に迫るような取り組みにはどのようなものがあるのかを具体化してほしいと考えている。他校への拡散を考えると前者が必要である。特に小学校低学年に関してはこれまでモデルもあまりないので,子どもの発達段階に応じた活用法を提示してほしい。ただし,私はここの学校は是非後者の取り組みを重視していただきたいと思っている。既存の学習をICTに置き換えるのではなく,1to1による新しい学習のかたちを生み出してほしい。 |
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