・揖斐川町立 揖斐小学校 /平成27年度4-7月期 |
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研究課題と成果目標 |
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[研究課題] ICT機器を活用し、道徳と関連付けた情報モラル教育の推進 [成果目標] (1)道徳的価値に関わる学習を行う道徳科で情報モラルに関わる題材を扱う場合の情報モラルの授業との関連を明らかする。 (2)情情報モラルに係る児童会の取り組みを支えるPTAや地域の活動を開始しており、活動の広げ方を明らかにする。 |
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本期間の取り組み内容/アドバイザーの助言と助言への対応 |
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[取り組み内容]
公開授業の様子 アドバイザーの助言と助言への対応
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裏話(嬉しかったこと、苦心談、失敗談 など) |
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成果 |
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今後の課題 |
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公開研究会の計画 |
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アドバイザーコメント |
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横浜国立大学 教授 野中 陽一 先生 |
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小学校学習指導要領解説 特別の教科 道徳編によると、情報モラルに関する指導は、「学校の教育活動全体で取り組むべきものであるが、道徳科においても同様に、情報モラルに関する指導を充実する必要がある。」と書かれています。道徳科で扱う内容としては、「道徳科においては、第2に示す内容との関連を踏まえて、特に、情報社会の倫理、法の理解と遵守といった内容を中心に取り扱うことが考えられる。」とされ、「例えば、親切や思いやり、礼儀に関わる指導の際に、インターネット上の書き込みのすれ違いなどについて触れたり、規則の尊重に関わる指導の際に、インターネット上のルールや著作権など法やきまりに触れたりすることが考えられる。」という記述があります。 揖斐小学校では、児童会が実施したインターネット利用に関するアンケート調査の結果をもとに全校で話し合い、「揖斐小学校インターネット利用の約束」を作成、見直し、PTAがサポートすることによって、町内の小中学校に広める活動が展開され、学校、家庭、地域との連携による情報モラルの涵養が図られています。さらに、昨年度から道徳的価値に関する学習を情報モラルに関わる題材で指導することに取り組み始め、「道徳科は道徳的価値に関わる学習を行う特質があることを踏まえた上で、指導に際しては、情報モラルに関わる題材を生かして話合いを深めたり、コンピュータによる疑似体験を授業の一部に取り入れたりするなど、創意ある多様な工夫が生み出されることが期待される。」ことを先取りして実践してきました。 今後の研究では、道徳科の授業において、より一層の学習活動の工夫を行うこと、その中で、ICT機器の効果的な活用について検討することが望まれます。すでに、一人一台配布されているタブレットPCの持ち帰りによる家庭学習などの実践が計画されていますので、その成果を期待したいと思います。 |
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