実践研究助成(初等中等教育現場の実践的な研究に関する助成制度)実践研究助成(初等中等教育現場の実践的な研究に対する助成制度)

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公開授業研究会:
H27揖斐小学校ICT活用報告会:10月27日(火)

2015年度1-3月期(最新活動報告)新着

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道徳科における情報モラル教育の充実について、心の領域を耕すことができた。

道徳科で情報モラルと関係のある資料を使って実証授業を行ったところ、メール…… 続きを読む

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揖斐川町立 揖斐小学校の研究課題に関する内容

学校名

揖斐川町立 揖斐小学校

研究テーマ

ICT機器を活用し、道徳と関連付けた情報モラル教育の推進

目的

実証授業から道徳の時間と情報モラル授業の関連を明らかにし、意識調査から情報モラルに係る児童活動と学校・家庭・地域の連携について明らかにする

現状と課題

  • 情報モラル検定を用いた知識理解と道徳的実践力の測定から、情報モラルの授業前後では智恵を磨く領域の正答率は有意に高くなるのに対して、心の領域は有意な差がみられない
  • 情報モラル指導カリキュラムチェックリストに基づいて情報モラル教育を進めているが、情報モラルの授業と道徳の時間との関連を明らかにして、カリキュラムの改善を図る必要がある
  • 自己指導能力を育成するための児童会活動等をベースにして、児童が決めたインターネット利用の約束を家庭や地域の協力を得て取り組んでいるが、その効果を明らかにする必要がある

取り組み内容

  • 情報モラルカリキュラムに沿って実証授業を実施し,道徳の時間と情報モラルの授業の順序や間隔と定着度の関係を調べる
  • 上記で得られた結果をもとに、情報モラルカリキュラムを改善し、改善したカリキュラムの検証を行う授業を実施する
  • 1年次は、新たな課題のうち、ネット依存、SNS利用、被害に遭う事例について調査し、2年次は、相手とのやり取りで起こる問題、コミュニケーションの仕方について調査する
  • 情報モラルに係る児童の取り組みを支えるPTAや地域の活動による,児童と保護者の意識,家庭でのICT活用時間,内容,家庭での約束の達成率などを調べる

予想される成果

  • 心の領域に重点が置く情報モラルの授業と智恵を磨く領域に重点を置く授業を,情報モラル検定とワークシート,発話記録の分析から比較するため、情報モラルの授業で扱う内容と道徳の時間で扱う内容項目との関連を明らかする
  • 情報モラルに係る児童会の取り組みを支えるPTAや地域の活動を開始しており,児童と保護者の意識の変化,家庭・地域へのはたらきかけによる家庭での児童のICT活用時間,内容,家庭での約束の達成率などを定期的に測定し,学校・家庭・地域の連携の在り方について明らかにする

助成金の使途

  • タブレットPC(iPad)×20
  • パソコン×1
  • 学会参加

特別研究指定期間

平成26〜27年

都道府県

岐阜県

研究代表者

横山隆光

学校HP

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アドバイザー

野中陽一 教授
(横浜国立大学教育人間科学部 附属教育デザインセンター)

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