・揖斐川町立 揖斐小学校 /平成27年度8-12月期 |
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研究課題と成果目標 |
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[研究課題] ICT機器を活用し、道徳と関連付けた情報モラル教育の推進 [成果目標] (1)道徳的価値に関わる学習を行う道徳科で情報モラルに関わる題材を扱う場合の情報モラルの授業との関連を明らかする。 (2)情報モラルに係る児童会の取り組みを支えるPTAや地域の活動を開始しており、活動の広げ方を明らかにする。 |
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本期間の取り組み内容/アドバイザーの助言と助言への対応 |
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[取り組み内容]
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裏話(嬉しかったこと、苦心談、失敗談 など) |
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成果 |
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今後の課題 |
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公開研究会の計画 |
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アドバイザーコメント |
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横浜国立大学 教授 野中 陽一 先生 |
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平成27年10月27日のICT活用報告会では、情報モラルと関連付けた道徳の時間の授業に加え、外国語活動や国語の授業が公開されました。どの授業においても、日常的なICT活用をベースに、45分間の授業の中で効果が見込める場面での活用が行われていました。特にグループに1台のタブレット端末で資料を共有することで、その資料をもとにした話し合い活動が活性化され、議論を深めていたことが印象に残っています。そして、情報モラル教育を学校の教育課程にどのように位置付けるか、心の領域と知恵を磨く領域のバランス、組み合わせをどうするか、継続的に実践的な研究が続けられてきた揖斐小学校の成果が発信される機会となりました。 特別の教科 道徳における情報モラル教育の位置付けは、道徳的価値に関わる学習を行う特質があることを踏まえ、親切や思いやり、礼儀に関わる指導、規則の尊重に関わる指導において、情報社会の倫理,法の理解と遵守といった情報モラルに関わる題材を扱うことが求められています。情報モラルの授業と道徳の授業を少しずつ融合させ、道徳の年間指導計画に位置付けていくプロセスを揖斐小学校の研究は示してくれたと考えられます。 以前から取り組まれていた児童会による「揖斐小学校インターネット利用の約束」の作成に加え、情報モラル教材の入ったタブレット端末を家庭に持ち帰り、親子で復習するという活動によって、情報モラル教育を学校、家庭、地域との連携で行うことの意義を確認することができたのではないかと思います。 ぜひ、こうした幅広い情報モラル教育の取り組みとカリキュラムへの位置付けを参考に、各学校が自校の情報モラルカリキュラムを工夫していただければと思います。 |
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